グランド100周。

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さて。 雄一郎の隠れ家からピョンコピョンコと降りてきて、マックで軽く腹ごしらえ。 そして奴さんは一路つどーむへ。
そう、つどーむ城での舞踏会、北海道スポーツサイクルフェスティバル2015でございます。 
ワタクシ王子様ではございませんが名もなき無象の一人として、いろんなお嬢さんと踊れるチャンスはネタとして逃すわけにはまいりません。
去年は暴風雨の中、あのミヤタさまと衝撃の出会いを果たすことができましたが、今年はもう、ドンドコザブンだドンザブン。 
ルミちゃんのおかげで足もすっかり出来上がって・・・・・・いやだいぶ使用後・・・・・・・・・・、ま、まあなんとかならあな。
ついさっき、晴れて手稲山童貞を卒業したDENZIさんにもう恐いものはない。 まずは手前から奥まで眺め歩き、そして奥から順につまみ食い。



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いきなりメインディッシュになりそおなサーベロさんのR3。 うーむ、美味。 レーサーだねえ。 本気で踏むと実に軽く、もがきまくりでぐーるぐる。
さすがは世界でも有数の変態自転車屋と言われるだけのことはある。 うん。 いやー、しょっぱなからイイもんごちそうになった。



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その後のラピエール。 おフランスざますから気になっていたのよね、以前から。 しかしパルシウムはどうにも。 猫足が猫すぎて。 
サイズもでかすぎなんでサドルだけ合わせたら見事アップハン。 クロスバイクになっちゃった。 
まあ、後で乗ったエアコードはなかなかだったんで、クラシックのパヴェ用はここじゃオーバースペックってことで。



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さてその次はピナレロさん。 以前から合わない上にF8は更に硬くなったそうだから結果は目に見えてるんだけど、一応。
むーん、やっぱり。 俺ごときの性技ではウフンもアハンもありゃしねえ。 門前払い。
同じ高嶺の花系でも以前乗ったコルナゴのC59さんなんかはホットで、死ぬ気でフルもがきすれば多少は感じてくれたんだが、
ピナレロさんは歴代実に冷たい。 どうじゃどうじゃこれでもかこれでもかこれでもまだか!ともがき倒して、
よーやっとちょっとだけこっち向いたか?と思ったらもうストレートエンドだもん。 フルブレーキだもん。
でもあと50長かったとしても足が止まるもん。 結局アハンとかなしだもん。 つまんない。
そしてスタッフも冷たいもんなあ。 感想とか聞く気ないもんなあ、「どーせオマエなんぞにゃわかんねえよ」感アリアリで。
結果、「けっ! お高くとまりやがって!!」の捨て台詞しか残らないんだわ、マジで。




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去年までのターマックといえば、貧脚お断りの代名詞でございましたが、今年のモデルは違うそうで。
本当? 俺ほど赤貧だったら変わらないんでないの? 10万しかもってなかったら100万でも30万でもどっちみち買えない、みたいな。
ところが。 違ってたよ。 わかったよ。 イイよ、コレ。 ヤバいバイクってのは、一踏み目で判るもんだよね。
右足はめて踏み出して、左をはめて、その左の一踏み目で、「あれっ?」とか、「うおっ?」とか、「どへー!」とか、「何じゃこりゃー!!」とか。
その後は踏めば踏むほどずぶずぶと底なし沼に引き込まれる。 たまらない快感。
1歩目が普通でも10歩目あたりから沈むとか、1歩目から沈んでも5歩目あたりで打ち止めになるとか、ってことはほとんどない。
むおお、いいねえコレ。 いいよお。 新張師匠もツールで勝てるワケだよ、楽しいもん。 
3週間もつまんないバイク乗ってたらそりゃ飽きるべさ。 走る気なくなるさ。 フルーム君もリタイアするべさよ(笑)



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んじゃまあ次はミヤタさま。 去年の蒼い稲妻のショック、再びか?と思ったんだが、クロモリ・エクスクルーシブのザ・ミヤタさまは54サイズ。 
むむーん、大きい。 あの美しき思い出を翳らせたくはないので、今回はあえて辞退させていただきましょう。
代わりと言っては何ですが、エレベーション・エクストリームをば、がっつりと。
ぐっへー、異次元! これはすげえ。 全くの初乗りではなく、去年一周だけしたんだが、「クロモリじゃない、こりゃ何だ?」の印象。
ドライな今回、数周したんだが、印象は変わらず、ちゅうか、ますます謎は深まる。
もう最初の一踏みから、「何じゃこりゃ!」の世界。 クロモリじゃない。 アルミとも違う。 カーボンとも異質。 チタンな話でもない。
他の何にも似ていない、異質な踏み味。 なのに鳥肌モノ。 いかれてる。 魑魅魍魎の世界。 怖ろしい。



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今年のパナはチタンにヤマを張ってきたねえ。 余計なクロモリとか持ってきてないもん。 さすがだわ。
ORTに乗りーの、FRTのHに乗りーの、FRTのLに乗りーの。 きっちり全部ご馳走様。
いやー、HとL、まるで別物なんだね、これが。 ブラインドでテストしたら、ただのバージョン違いとは思えない。
ルミとリンダほどは違わないけども、メテオのスピードとランチくらい違うぜ。 このコースで走ればHがイイけど、持つならLかなあ。 
チタンらしさ、のイメージならLなんだろなー。 そして、ORTのほうが硬くね? スタンダードよりレーシングのLのほうがやわいのか?
疑問に思ったら聞けるっつうのがイベントのいいとこなの。 
パナの金森さんによると、「その通り。 ORTの剛性値はFRTのLより高いんですよ。」と。 やりい! 正解!!
ということで、バカばっかりの当ブログでは珍しく有益な情報!!
「パナチタン、いちばんやわいのはFRTのL! ORTのほうが硬い! そしてFRTのHなんだ!!」
いいねー、この途切れないトラクション感。 ケイデンスがあがってもじとーっと足にまとわりついて離れない踏み心地。
うーん、やはりいつかはパナチタン。 乗らずにゃ死ねないなー。



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そしてやっぱしのブリヂストン・アンカー。 さやかを引き合わせてくれた飯島さんにお礼を述べ、ネオコットの麗しさで盛り上がり、
そしてMTBの味見。 いやー、ネオコットはクロカンでも麗しい。 
カーボンXCもいただいたが、舗装路では踏みが軽すぎてペダリングが抜ける感がありますです。
その点、クロモリの味の美味なこと。 飯島さんは、「昨日営業で使ったんですけど、街乗りでもかなり楽しいですよー!」と。 うぷぷ。
で、その後いただいたのはRLでもRSでもない、あのRMZ。 むひゅー。 格別。 このハンドリングがアンカーだよねえ。
つうか、このサイズでこのハンドリングはアンカーだけなのさ。 50以下のサイズで上のサイズと遜色ないハンドリングが出来るよう、
きっちりとサイズごとにジオメトリーを変えてる生真面目さ。 54サイズに乗る人にはわからない、チビを失望させない作りこみ。
ミヤタ、パナに比べるとなんぼか普通っぽいと言われるアンカーでも、これだけのものづくりですからねー、脱帽。 日本、チャチャチャ。



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話題のヨネさんも来てましたんで、そりゃ味見は礼儀として当然。 イイもワリイも乗らなきゃ語れないもんねー。
うーむ。 まあ、一言で言えば、「健全。」  うん、真面目に作ってますよ。 本当。 よくできてます。
スポーツの機材として、真っ当に王道な出来。 軽量カーボンならではの軽さ、なのに神経質になってないやさしさ。
安井君の記事にあったように、本当にちゃんと作って良く出来てるんだけど・・・・・・・・・、悪く出来てない。
まあそれを求めるほうが間違ってるのは100も承知で。 悪さがないんだよなあ。 毒がないんだよなあ。
妖気が漂わないワケ。 魔性を感じないワケ。 血を吸われないワケよ。
魅力的なロードバイクとはヴァンパイアでなきゃさ。 この血の最後の一滴までも捧げ尽くしたいと思わせる凄絶な美しさがないとさ。
バドミントンや卓球を下に見るワケじゃないけども、このラケットになら殺されてもイイと思えるかい?
そのラケットで試合に勝てるなら寿命が縮んでもいい、とは思えるかもしんないけど、それ以外では??


いやいや、そんなのは変態的な工房でオーダーで作ってもらいなさいというのかい? 違うの。 そうでないの。
上のマスプロ三社のトップモデルを見てごらんなさい。 エレベーション・エクストリ-ムのFRT08のRMZですぜ。
ありえないから。 いかれてるから。 
だって、アメリカのトップ3が、ライトスピードとヴァニラとパーリーだったらどう思う? ね? 
世界広しといえども、こんな特殊なのは日本だけですぜ。 そんな日本でマスプロしようと思うんならさあ。 わかるでしょ?
だからヨネックスさんは、日本でのシェアをどうこうよりも、世界を相手に商売すべきなんじゃないかなー。
品質は素晴らしいんだから。 中国よりも台湾よりも日本のバイクが高品質で価値があると認めさせる道が歩むべき道でない?



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ある意味ニールプライドを見習え、と。 日本市場でも一桁違いで売れてると思うんだが。
カーボン整型を得意とする異業種からの参入、という共通項がありながら、
サーフィンと卓球というシャレオツ度の違いがそのまんま反映されてる感が。
いやね、二台乗って見たんだけどもさ、普通。 あの濃いーJAPANのトップ3のあとだと、ごくごく普通。
コイツでなけりゃ!って味はない。 だったらヨネさんのほうがなんぼか、さ。 ヨネさんには味があるからね。
つまり見た目でこれだけ売り上げが違ってしまうってコトなんだわ、世の中的には。 



スペシャでヴェンジとルーベも乗り、キャノンのシナプス乗り、コナのローブチタンに乗り。 ファットと二輪駆動も後学のために。
ローブはなかなかだったけど、あえて記事にするにはちょいと。 

やはりこれだけの内容でのトリを飾るには、半端な魔性ではいけませんです。 狂気を感じる破滅的な妖気がなければ、やはり。



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いやいや、神は用意してくれるものですな。 ニールプライドさんではてなマークが出た後、お隣のコガさんで一発。
さて、どれがオススメですか? 「えー、キメラとソラシオ、それとAリミ・・・・・」、それ!
コガのAリミテッドは以前より一度お願いしたいbyトシちゃん。 はてさてトシちゃんかんげきー!が出るのか否か。

右をはめて踏み出し、左をはめ。 左での一踏み! 「うおおおっ!!」 右! 「ぬおおおっ!!」 さらに左、右、左、右!!
ものすごい勢いで生き血が吸い取られる! これよ!これだ!!やべえ!!!
右高速をクリアしてバックストレート、渾身のフルスプリント!! 体中の血液が沸騰する!!
持ってけえっ! 一滴残らずくれてやるうっ!! 俺をミイラにしてみろーっ!!!

炎のような数周。 ふと気になり、途中で止めてホイールに目をやる。 シマノ・RS11にシュワルベのLugano。  

完成車のアッセンブルそのままだそうだ。 寒気がした。 キラーフレーム此処に在り。







ここでおしまいだと思うだろ。 いやいや、このDENZIさんは君たちの想像よりもずーっと悪人だぞ。
すっかり足も終わってしまって終了の雰囲気漂う中、もう一度ジオライドさんのブースに行き、頼み込んで了承を得た。


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何たる傍若無人。 試乗会で試乗車にテストホイールを組んでもらうだなんて、いったい何様だ。 間違いなく桃太郎侍に成敗されるぜ。 



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我が人生に一片の悔い無し。 以上。



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by denzia | 2015-06-17 23:47 | Comments(2)
Commented by imp at 2015-06-18 22:41 x
とうとう、ラオウが出てきましたか。

kogaアルミよかったですね。
私はキメラもすごく好きな感じでした。

ドグマのあの先も、知りたいけど実力てきに無理か、一瞬という気がしました。
メルクス、ニールはよくわからず。
スコットエアロ?は固ぁーい。

ヨネックスは期待を裏切り?
軽くても神経質じゃないしとても乗りやすいですね。と、感想いったものの確かにそれ以上のものはないですね。
で、最新バイク乗りまくりことしの一番は? 私はザ、ミヤタ 笑

あとはパナチタンと、kogaアルミ、カーボン、サーベロ
マビックつけたkogaは、すごかった。
コナの、クロモリmtbもめっちゃ気に入りました。
自転車は深い
Commented by DENZI at 2015-06-20 23:28 x
こんばんは、impさん。 いいだけ長文書き散らして、さてAリミテッド+R-sysをどう書こうかと思ったらこの言葉が天から降りてきて。 
これ以外ありえませんでしたね(笑)

いやー、まさかアルミに持ってかれるとは・・・・・
そーいやクロモリらしいクロモリ、今回は一台も乗りませんでしたね。

具合のいいバイクは跨ってもがかなきゃわかんないよね。
色眼鏡で感性を濁らせることなく、見目はぶす娘でも具合のイイ娘はイイと言えるよう、
日々精進精進でつまみ食い・・・・・


  愛しい妻達(自転車)と     果てしなき愛を交わす、    怒涛の自転車ヘンタイBlog          (↑ここ重要)


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