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hanabi。

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 さあさあ本年もやってまいりました天王山、ニセコHANAZONOヒルクライム!! よろしくお願いしちゃいますよー、ルミちゃーん!
 さてさて、どう転がるんでしょうかねー? なーんか昨夜の軽量ではまるでシェイプされてないメターボな数値だったそうですが・・・・・?



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 またまたキツイことを・・・・・・・、心配しないで、これは筋肉なーんだほんとーだよしーんじて!
 あーあ、ルミはこんなにキュートなのに、ヤネがヘンタイメターボオヤンジだなんてサイテー。
 ヤル気の男子は回りにいっぱいいることだし、一発スマートなヤングボーイでもナンパしちゃおうかしらん?




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 人のことを言えるほどフェザーなのかなあ? どれどれ・・・・・・
 いやん! レディーのウエイトを公開しようだなんて、何てデリカシーのない・・・・・



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 あらー、280gもオーバーだなんて、ちょっとコンペィティブじゃないかも・・・・・・ダイエットしなきゃ!
 いや、ムダなトコはこれっぽっちもないでしょルミちゃんは。 ポテンシャル落とさずにあと280gってのはそーとーコストコが・・・・・・・



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 さーて、それじゃま、アップにまいりましょうか! ここ一番の勝負ジャージで!
 ・・・・・、ただまあ、見た目勝負なんで機能的にはちょっとアレなんだよね。
 特にこの猛暑のヒルクライムともなれば、いいかげん高機能なヤツが欲しいよなー。



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 しまったワナが。



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 走りすぎだってば! 本番分のリキ使っちゃってどーすんですかっ!!
 だってえ、コレなんだもん。 しんぼーたまらん。



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 今日の本番はコッチでしょ! もー、息あがっちゃってるじゃないですか!!



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 しかも! 出遅れてるからこんな分不相応なトコしか開いてないじゃない! かなりマズなんじゃないのお?



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 さて、スタートラインに整列ですね、ぞろぞろぞろぞろ・・・・・・・・・



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ばふーん!
  ぽっ、ぽおるぽぢしょん!!
   うわちゃー(オワタ)






  こんばんわ、ラムだっちゃです。 ここからのレースレポート、いつもなら本人の口から語るのがパターンなんだけど、
  今回ばかりは雄弁に語るだなんてとてもできない有様なんで、ウチがレポートするっちゃ。
  さて、ありえない様なフロントローに並んじゃったカメさんはすっかり舞い上がって、ルミの言うことも聞かずに、
  「いっちょやったるか!」な野望を抱いちゃったっちゃっちゃ。 もともと作戦に、「スタートラインはトップスピードで通過」
  があったモンだから、もうノリノリでパレードを通過、橋の上から加速を開始、マジでトップスピードでライン通過、
  前走者のスリップにピタリと付けたっちゃ。 まさかのトップグループ。 その瞬間はメチャメチャカッコ良かったって周りにも大好評。
  でもそれはいくら何だっておだち過ぎ。 トップ集団なんてったら8分くらいタイムが違うんだもん、土台付いてけるハズないっちゃよ。
  それでもケツをとっかえひっかえしながら実力以上のペースでHANAZONOあたりまで。 これでいつものペースに戻れば・・・・・
  って言うのは大甘ちゃんのちゃんちゃかちゃんだったっちゃね。 調子こきすぎで上がりまくった心拍は、
  気温の高さと相まってカンペキなオーバーヒート。 気づいた頃にはもう手遅れ。 林間入ってもトルクの出ないこと出ないこと。
  使うこたねーだろと保険のつもりだった29Tがすでに入りっぱなしで、しまいにゃそれで立たなきゃだなんて、かみふじゃないんだから。
  林間抜けてからのフラット区間に入ってもロングスプリントかけるリキもなく、人のケツ嗅ぎながらふんばるラス3kmの長いこと長いこと。
  そんでもオーラス100、踏んでくるかと思った前のケツがそのまんまなので、すーっと横に出る。
  ここで勃たなきゃオトコじゃないっちゃ。 ギアかけて蹴っ飛ばし、回ったらアップ、もう一段、さらに一段!
  2~3人をゴボウで抜いて、もう一人! 後輪とらえて最後の弾! こなくそ!と蹴っ飛ばしてライン前30cmで差す!
  なーんだ、それ差せるだけのリキがあるなら、もちょっと早めにスプリントかけてもよかったっちゃねー。
  タイムは堂々の44分50秒43! えーと、去年が42:03だから・・・・・・・・まあまあそう泣くねいwww








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 ううう、面目ねえ、ルミちゃん・・・・・・
 まーったく、おだちまくっちゃってまるでルミの言うこと聞かないんだもん、ヤんなっちゃう、プンプン!!
 でもまあ、最初の花火とラストの花火はドッカン打ちあがりましたもの、色物の仕事としては上々だったんじゃなーい?




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 ええまあ今回は、このGパンに完敗でしたがね。 まいった。



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 ま、とにかく。 頭を冷やせ!ってオチで。
 ハートはホットでも頭はクールに。 反省。
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by denzia | 2014-08-05 18:02

数字(とか)で見るHANAZONO。

さて、前回、たいへんに暑苦しいリポートでお送りしたHANAZONOヒルクライム。
今年は乗る量がぜんぜん足りない状態でありながら、結果としては順位、タイム共にしっかりとアップするコトができた。
ルミちゃん的にはポテンシャルが究極まで進化を遂げ、タイムに貢献してくれた。
重量は車検計測で7.1kgから6.95kgにダウン。 黒光り様々である。 そして蟹光線。 のむらぼホイール四号の力である。
重さこそZIPP404より50gほど重いが、その剛性感とかかりのよさはもう絶品。 
そしてお値段は5万円を大幅に割るという信じられない話なのだ。
ZIPPとなら差額で黒光り様が買えるぞ。 あなおそろしやおそろしや。
これ以上のクライムホイールは、202かハイペロン、ライトウェイトになっちゃうもんなあ。 実際比べたらかかりで蟹が勝つかもしんない。
しかし、それだけで27秒は上がらないぜえ。 足的にはむしろ落ちてるはずだしね。
したらどこが良かったんだって、たぶんペダリングと心肺の追い込みかた。
いやー、ルミの追い込み、すっげえわ。 去年が100だとしたら今年は120くらい追い込んでるカンジ。
体力的には10くらい低いと思う。 んで、ペダリングで5・・・・まで速くはなってないかなあ? トータルで去年比115くらいなカンジだわ。
それにルミがプラス10で、125の走りになった、ようなイメージだ。
そんじゃ、どれだけ追い込んでるちゅうのさ、というと、今年はこういうのができちゃうんだなあ。

  http://connect.garmin.com/activity/353067103

死んでるよなあ、普通。 平均心拍が182で最高が200だぜ、50になるジジイがだ。
んでもさ、これは使えるよなあ。 コイツをじっくり見て反省すれば、3秒くらいはあっと言う間に縮むぜ、マジ。

まず、あちゃあ、と感じたトコ、その1。 最初からインナー入れてたせいで吹けきっちゃった。 どれどれ?
うひゃあ、130rpmもかけちゃってるもの、そりゃアカンわ。 まあ49キロも出してりゃなるわな、普通。 
いくら尻馬ったって、おだち過ぎだわな。 ほんでも最後まで何とかなったんだからアリなんだろな。
結論。 30以上は絶対アウターのほうがいいからスタート後2kmまではアウターで行くべし。
どれどれ2km地点たら・・・・・・コンクリ工場んトコか・・・・・・・・ってオイ!
それって、初参加した時にたててた作戦じゃんかよ! あーあ、あのときのほうが全然冷静なんじゃんか。
そうだよなあ、今回で三回目だけど、年々勢いだけで走るようになってってる気がするもんな。 バカだよな。 リアル坂バカ。

あと、気になったのは・・・・・・そうそう、心拍上げすぎちゃってダンシングが使えなかったことか。
平均心拍が182だもんなあ。 そりゃそっから立って加速とか無理だよな。 んでも、休むダンシングはそれなりに有効だったんだよな。
この辺は冬のAK特訓がマジに効いてるんだよなあ。 良かった良かった。

でも、ラストで差されて心が折れて沈んだけど、あのホイールのかかりだったら立ったら踏めたかも知れないんだよ。
あの脅威のかかりに気づいたのは下って流してたときだもんなあ、後の祭り。
まだまだだなあ、オレちゃん。 機材の良さも自覚がなきゃ武器にできんぞなもし。 スンマセン、のむさん。

あとは・・・・・うむ、ケイデンスとにらめっこしたら、ラス区間、やたら高いんだよな。 
オレのペダリングなら、100越えたらシフトアップしなきゃだわ。 まあここで脳みそに回る酸素はないからしゃあないけどな。
そこんとこ、意識するようにしよう。 忘れるかしんないけど、意識なくして向上ナシだ。

後は・・・・・・ね。 スタートに秘策アリ。 ただ、書いたら秘策じゃなくなるんでナイショ。


うーむ、これではまるで40分切れるようなゴタクではないか。 ムリムリ。 こんな粗末なモノでそれはない。
作戦が全部はまったとしても、せいぜい15秒かそこらでしょ。20は縮まらないでしょ。
あとはコツコツと努力を積み重ねるしかないんだけども、その努力ってヤツが大の苦手だからねえ、オイラは。
ま、数字を気にしてコツコツと地味な努力をするようになったら本末転倒ですからね。
基本、ラムやルミやさやかやリンダと楽しいデートができればOKなんだから。 
毎度毎度楽しくヒャッホーしてたらワリと強くなってた、がスタイルだからね、あくまで。
練習、とか訓練、とか称したつまらない義務的な逢瀬をするようになっちゃいけませんいけません、そこんトコよろしく!


さて、もう一つの数字はみんな大好きオカネのはなし。
あのね、参加料がね、5500円もするのよ。 あんなチョロっとで。
オイラのバヤイで一分あたり131円もするの。 これが今回のチャンピョンだと一分145円よ?(エリートは登録のシトなので4500円換算ねw)
高いよね。 すごく高いよね。 131円ったら、ビールは無理でも発泡酒なら買えるぞ。 毎分一本呑んだらそーとー酔っ払えるじゃないか。
これをね、全員公平に距離に換算するとね、1kmあたり355円もするのよ! ひどくない? だってタクシー乗るより高いでしょコレ!
全部自前でクルマ揃えて、耳からケムリが出るほどつらい思いして、タクシーより高いだなんて! 
だったらオレはタクシーで行くよ自転車ぜんぜんエコぢゃねえもの!! あーちきしょおボッタクリだよだまされたっ!!
・・・・・・、とお嘆きの貴兄へ。 そう考えるとえらく高いよねえ、たしかに。
先月のカムイさんだと7000円の170kmで、キロ41円ですからねw
大切なのはそれに見合う見返りが何か? ってトコロだと思うの。
数字? 公式な数字? いやー、数字なんて、一人で走っても計れるじゃない。 blogで公表すればいいじゃない。
GPSデータで送ればオンラインでタイムトライアルとかもできたりするんでしょ、昨今は。
でもそんなんじゃないワケここにあるのは。 生身と生身のぶつかり合い。 肉弾相打つリアルバトル。 それがレースなワケ。
昨今ありませんよ、全身全霊かけて目の前の敵を倒せる機会。 戦い終わってノーサイドで健闘を称え合う場面。
バトルこそがレースの醍醐味なんです。 そしてここにはそれがある。
オイラの走ったS-5クラス、完走は147人です。 これはすなわち、どこにいてもバトルは可能だということ。
42分台には13人がいました。 43分台だと9人、41分だと6人。 速くても遅くても戦えるってコトです。
戦うことで限界を超えたタイムも出るんです。 一人だったら絶対あんな心拍で踏めませんから。

そんなワケで、モトを取りたいんだったらバトルするべきだと。 そのためには目立てなくとも激戦区だと。 
それが祭りの楽しみ方。 同じ阿呆なら踊らにゃソンソン!



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by denzia | 2013-08-09 00:23

ピンフォール。

 ワン、ツー、スリー!

 プロレス者ならわかるであろう、このスリーカウントの重み。

 ミスター高橋の手が、マットの上1.5cmで止まるか否かの限りなき重みである。 (「ジョー樋口だろ!」と言いたい人はそっちで)


  
 去年のオチを覚えている人はいるだろうか、ちゅうか、忘れたとは言わせない、あの屈辱のピンフォール負けを!

 あれから一年、私は血のにじむような特訓を重ねてきた。
 鬼より厳しい赤い新妻を迎えたり、AKで命がけの雪中行軍を重ねたり、ホームで地獄の5Pをしたりした。
 肉体改造のために肉を食い、魚も食い、ゴハンも食い、おやつも食った。
 酒を飲み、ビールも飲み、ワインも飲み、焼酎も飲み、ウヰスキーも呑んだ。
 東にいいオンセンあると聞けば飛んで行き、西にたまらん銭湯あると聞けば足をのばした。
 書物を読み漁って自転車の知識を深め、ネットをほじくり、シャカリキを読み返して涙した。 ネタに使うワリに弱虫は読んでないが。
 早寝して、朝寝して、昼寝した。 全てはあの雪辱のために!

 しかし。

 先月のカムイさんでそんなモンは全部無駄だという現実を突き付けられてしまったのだ。 すっげ速いんだもん、impさん(涙)

 ううむ、かくなる上は最後の手段だ。 悪魔に魂を売って・・・・・ウチに居るのは小悪魔ちゃんか。
 いやしかし、ウチの小悪魔ちゃんは大のimpファンではないか、そりゃ無理だ。
 ええい、しゃあない、悪魔が無理なら鬼に頼むか。

 「ラムさあ~ん! なんとかしてimpさんの足を引っ張ってくださあ~い!
  ビンディングシューズに画鋲を入れるとか、控え室に毒入りオレンジを届けるとか、何でもいいですからあ!!」
 「えー? なしてウチがそんなセコイまねするっちゃ? でもまあ、このままじゃメチャ負けボロ負けまた惨敗は目に見えてるしねえ・・・・・
  しょーがない、科学の力で何とかするっちゃ!」


 ・・・・・・・・、どこをどう科学したのかは愚かな一地球人には知る由もないのだが、
 ラムさんはimpさんのご友人をあっという間にのっぴきならない状態にしてしまったのである。

 「エントリーまでしたのに友人の結婚式とかぶってしまいました。 残念ながら今回はDNS・・・」


 恐るべし、鬼の通力。 すまぬ盟友よ、今度また遊んでね。     (なげーよ前フリ)







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「さあっ!それではお願いしますよっ、ルミちゃん!! いざ三度目のHANAZONOへ!!」
「えーっ? impさんがいないんじゃつまんないよー! 鬼より厳しいリンダちゃんにお願いすればー?」



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「何をおっしゃいますやら、ここは完全にルミちゃんのステージでしょ? ほーら、やっぱし一番光ってるもの、最高だものお!
 たとえどんなオカネモチがやってきて、『これは素敵なお嬢さんですねえ、私の妻ととっかえっこしませんか?』
 ったって、スパ6EVOだろうがKOMだろうがRcaだろうがC59だろうがドグマ65.1だろうが695だろうがZXRSだろうがメテオスピード・・・・
 むむむ、ZX・・・・メテスピ・・・・・、いやいかあん! この舞踏会でルミ以上の私のパートナーはいなあいっ!!」
「えー?そーお?? ルミは、もっとヤングでハンサムで剛脚な彼だったら迷わずついてっちゃうけどなあ・・・・・・」
「・・・・・、あうう、しどい、しどすぎるうう・・・・・・・」




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「さーてそれじゃまいりますよお!」
「ちょっとー、何の品評会?」



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「クイズ!美少女ルミを探せっ!」
「うっひゃあー、さすがはS-5、いわゆる『ジジイに真珠』クラスやねえ。 一山の値段ならエリートもかなわんわw」



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「ではでは真珠ちゃん、ジジイのフォロー、頼んまっせー!」
「そーゆーしょーもない卑猥な物言いがまさしくジジイ・・・・・
 ちょっと何アレっ!!」




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「うっげえっ、何と凶暴なイチモツ・・・・・」
「・・・・・お兄さまの粗末なモノしか知らないルミには刺激が強すぎますわん!!」



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「だだだだだいじょおぶルミちゃん、男は太さじゃありませんスタミナとテクニック! そそそして誠意と真心ででです・・・・・」
「でもでも漢のコルナゴですよお?」
「・・・・・、坂ならしなやか子猫ちゃんです!」
「黒炭深リムにエンビってありますよお?」
「・・・・・・・・、のむさんの組んだ蟹光線四号なら負けません!」
「楕円の3Dクランクとかですよお?」
「・・・・・・・・・・・・・、神様のくれたかかってないクランクのほうがすごいんです!」
「どーもその、点点が多くなるあたりに戦意のモロ喪失っぷりが感じられますがあ?」



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「まままま周りなんか気にしちゃいけません! 我々が目指すのはあの天のみ! ライバルは自分自身ですう!!」
「そーんなつまんないのは一人の時だけで充分! せっかく大会なんだからバトルロワイアルですってば!! 
 こーっ いのっ ゴンッ グッを な! ら! しっ! いぃてええっ!!」




 さあ今年の作戦はいかに? それはただ一つ、〔ル・ミ・ちゃ・ん・の・言・う・通・り!〕
 もおね、オレごときがあーだこーだ企むだけムダ! ルミちゃんはもうわかってるんです! ヒルクライムがいかなるモノか!
 そしてオレごときがどの程度の器か! 全てを知ったうえでその全てを出し尽くさせてくれるはずです!
 パレードスタートの号砲と共にプロトンがスタート、農業高校からの本スタートを待ちきれないかのように、
 橋を上るあたりから血気盛んなジジイ共がぐわわわーっと横いっぱいに広がりだす!
 どうする?ルミちゃん?「当然!アタック!!」 どっかーん!!
 センサーラインを越えると共に全開! どんどんスピードは上がる! アウターからインナーに落とす時のチェーン外れを恐れて、
 最初からインナー作戦を使ったのがちょと裏目! インナートップが完全に吹け切る。
 ここで心拍が既に185まで上がってて愕然! うわヤベ!
 「かまいませんそのままキープ!170台まで落としたらポジション失います! 大丈夫180アベレージで最後までいけます!」
 うっそー、ムリだってそんなの!! 保ちゃしないって!!
 「ルミを信じなさい!! 前半は攻めながらもスリップ有効に使って! 前が中切れしたら一緒に休まず先頭に出る!
  後ろから速いのが来たら後先考えずにまず尻馬に乗って見る! 速すぎならそこから切れていいから! 重要なのはこの前半パートですっ!!」
 とにかく心拍とにらめっこしながら可能な限りアグレッシブに前へ前へ!
 こーなるとシッティングが頼りだわ、ダンシング使うと心拍がオーバーレブしちゃうから!
 レッドゾーンのギリギリを使って、ケイデンスで稼ぐ! ダンシングはマジで休むときだけ!
 ヤマメ? そんなモンダメだよ! 背ェ丸めて早い時間から踏むほうが回るってばよリンダが教えてくれたもん!
 体重落とすように? そんなモンで上れるほど坂は甘くないから! その体重を上に押し上げるのが坂を昇るってコトなんだよ!
 永久機関なんて夢見てるんじゃねえ! そんなマヤカシが通用するか! 坂は己の全てを燃やして闘るモンなんだよ!
 ルミのパッケージングは完璧だ。 そのフレームが、タイアが、ホイールが、チェーンが、クランクが!
 俺の全てを寸分の無駄もなく掬い上げ、見事なまでに地面に乗せていく。 夢のLOVEマシーンだ。
 おいそこの、前から落ちてきた、駆動系がガシャガシャ言ってる奴! 愛が足らん愛が!! 屈辱をくれてやろう!!
 林間の急勾配区間に入っても心拍は180台のまま。 普段ならとっくに死んでるが、本番効果ドーピングは効くナア。
 とはいえ、ダンシングで攻めたら即死だ。 あくまで休むために立つ。 そして下死点でピンで踏む!
 体重を落として回す為にはこれがキモなんだよ。  そしてシッティングでペースアップするための弾を込める。
 相変わらず回りは敵だらけ。 倒したかと思うと新たな敵。 ちょっと気を抜くと倒したはずの敵が復活して立ちふさがる。
 まさしくバトルロワイアル。 このスロットル全開バトル感がTTにはないレースの魅力なんだ。
 林間を抜けて、いよいよ最終決戦区間。 ここから撃てる弾がまだ残っているかが勝負のキモ。
 アタッキングポイントでルミが躍動する! ここでかかっちゃえるのがルミのすごさなんだ!!
 数人を置き去りにし、更に数人を食う! 心拍リミッターがカンペキ外れっちまった。 僅かな残りを全て使い、最後の敵にロックオン!
 これが最後の勝負だ。 キリキリと弓を絞り、ラスト200で放つ! 出た! 前だ!!
 もう足は一滴たりとも残っていない!下ハンをガンガンと引っ張り、もう上半身の力だけで前へ進む!
 しかし、まさかこの時、俺の首筋に刃を突き立てていた奴がいたとは・・・・・
 雄たけびと共にそいつが首を刈りにくる! しかしそれをかわす力は既に残っていない。
 掠れ行く視界の中、それでもその尻に食らい付きながら俺は頂上を越えた・・・・・
 
  





「きゃははははっ! お兄さまったらカッコ悪ーい! 最後の最後にやられちゃうんですものねっ!!」
まんざらでもなさそうなルミの笑い声にオイラは我に返る。
戦いがすんで奴は彼になる。 なんとか一踏み二踏みして横に並ぶと、
「いやあ~、やられっちゃいましたねえ! まいりましたあ!」
彼のおかげで最後の最後の1秒まで真剣勝負ができたから。 感謝。
おおっと忘れてた、と時計を止める。 で、42分24秒。 どうやら去年の自分には勝てたようだ。



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すっからかんだ。 これ以上ないくらいすっからかんだ。 そしてパンパカパンだ。 ありえないくらいパンパカパンだ。

生きてるなあ。 空が高いぜ。 そしてルミが。 たまらなく愛おしいぜ。







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 本コースの通行が解除されるまであれこれと語らい、そしてその後あえて一人、迂回コースを滑る。 いや、ルミと二人きりか。
 余裕の下りで改めて、ルミの素晴らしさに感動する。 その極上の転がり感、接地感に、心がとろける。
 踏み返しでの上りをまるで感じさせないかのようなそのかかり、伸びに鳥肌が立つ。
 ありえないくらいの気持ちのよさ。 こんなにイイ女に成長していたんだね。 素晴らしい。



 これ以上はないという最高のご褒美をたっぷりと味わいながら、駅前に戻ってきた。
 ありがとうとルミを休ませ、真狩豚を食らい、モカスムージーを飲みながら遅れているリザルトを待つ。
 うおおおっ! 23位!! 去年の29位からジャンプアップ!! いけてるじゃんかよ五十代目前!!
 さて肝心のタイムは、と・・・・・・・・四十・・・・・・・・・よんじゅうと・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 、にふんとさんびょおお?!


  
     あーらら。 DENZI君、二年連続のピンフォール負け。 ・・・・・・、残念!!
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by denzia | 2013-08-06 14:22


  愛しい妻達(自転車)と     果てしなき愛を交わす、    怒涛の自転車ヘンタイBlog          (↑ここ重要)


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