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厳しくも厳しく、やさしくも厳しく、つまりは厳しいと。

今週は日、火、木の飛び石三休をがっつし乗るというハードな週間でございました。
日をリンダでハードにがっつし、火はラムさんとソフトながらがっつし、木をさやかがハードにがっつし、という濃密さ。
ま、ラムさんのソフトはちょっと置いといて、リンダとさやかのがっつしは前回とはまた違った趣を見せてくれちゃったりしちゃったりして。


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日曜の浜益ラン、ZIPPで武装したリンダに与えられたミッションは、「大逃げ」。
銭函セブンで集合した直後から連発したアタックは序盤M山パイセンにことごとく潰されまくりましたが、
休憩地点をぶっちぎるという姑息な手段で独走に持ち込み、延々50kmを逃げ切ってミッションコンプリート。
序盤の無茶アタックで消耗した足が攣りたがるのをなんとかかんとか騙し堪え持ちこたえ、
背中に集団のプレッシャーを背負いながら独り駆けるペペ・ベネンヘリの恍惚と苦悩を味わいましたよ。
そんな願ってもない舞台を与えられたリンダの喜びようったらもうもう。 正にミュルザンヌのストレートで咆哮する空冷水平対向6発のごとし。
崇高なるリンダシステムの一部となって吼え続けるオイラの目に、焼けたアスファルトのぎらつきと共に入ってくる紅は、
まさしくあのポルシェ934の朱。 冷徹の中に滾る狂気の血の色でございました。
ゴールと定めた浜益の交差点に飛び込んだときのワタクシの表情たるや、誰が何とクレームをつけようが、完全に矢吹丈のアレでしたよ。

で、ね。 誰ですか逃げ切ったらムスタングかけて余裕のパレードランをしようだなんて甘ったるいコト企んだのは?
このリンダ様がそんな余力を残してくれるワケないでしょが、世の中甘く見るな。
完璧な燃えカスで漕ぐリンダさんのまあ進まないこと進まないこと。 両足は爆釣フィーバー行進アリ。
ツッダカダー ツッダカダー ツッタカダッダッ ダッタッダーとのた打ち回ること延々20分、ようやく番手のサクラBが現れるが・・・・・
ばっけやろお、おせーよ! 坂ァ上り中盤まで来ちまったじゃんかよ、こらトンネル手前まで逝かんことには引き返せねえだろ!!
後続の皆さんに見せつけるはずだった勝利の行進は、誰がどう見ても罰ゲームの仕打ち状態。
結局トンネル手前でターンするキッカケを失って突入しちまったのが致命傷、新送毛トンネル往復6kmの刑をお見舞いされまして。
ほうほうのていで出てきたボロ雑巾の視界には、ゴールまでだーれも入ることがありませんでしたとさ。
「いやあー、絞った絞った!
 久しぶりにらしい仕事したって感じだぜ、キシシシシ・・・・・」






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さて三日を過ぎての朝。 その楚々たる表情の下にめらめらと燃え上がる嫉妬の炎、気づかぬほどに鈍くはさすがにない。
「旦那様? 何か大事な事を忘れているんじゃありませんか?」
「ごっごっごめんなさい! いやそうじゃないんだ違うんだ! 確かに今年はリンダが550kmも走ってるのに
 さやかはまだ250kmだったりしてるんだけど、愛の深さに違いがあるわけでは決して決して! ほんとだってばっ!!」
「馬鹿ですねえそんな小さなことを言ってるんじゃありませんよ。 
 例年であればもう開いたかまだダメか、ええい辛抱たまらんぞ!とか言ってるパノラマラインが、とっくのとうに全開通しているというのに、
 まるで興味を失ったかのようなつれない素振りの旦那様がです。 あの燃える心の坂バカ魂はいったいどこに行ったのか。
 そのようなことでは私も情けない。 まあ情けなくなかったことは今の今までなかったのですが、それにしても情けない。
 すっかり忘れ去られたパノラマさんのご機嫌を伺うためにも、本日はパノラマさんの全てをお参りいたしましょう!」

「いっ!いっ!! インフィニティかーっ!!」
「あらいやだ。 インフィニティではイワオ様とチセ様しかお参りできないじゃありませんか。
 アンヌ様も周回して初めて完全制覇と呼べるんじゃありません?」

「殺す気かーっ!!」

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「あら図にしたらあんまりクローバーっぽくはありませんねえ、でもまあいいか。
 名づけて
 【パノラマクローバー】 ね。」




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いやあもう、リンダの本気の絞りはやっぱりハンパないわ。 写真撮る余裕も情景楽しむ余裕もまるでナシ。
睨むのはひたすら前方の路面の斜度と荒れ、感じるのは風向きと強さと、身体各部の痛み具合、
酸素の足りない脳みそはそれらの情報を元にとにかくタイムを縮めるための演算をし続けるだけ。
どなたですか無理をさせない分身体にはやさしいとか本気以前のトコで判断してたのは。
翌日朝の二の腕の筋痛にはじまり腹筋、背筋、両ヒザと、激しい爪痕を残したリンダシステムの本気。
身も焦げるようなイイ女っぷりでございましたよ。


対するさやかの本気もこれまたハンパなく。 
五色~パノ~新見~パノ~裏パノ~ワイス~五色~ひらふ~花園 という全部盛りのパノラマニューヨークジャンボ、
これはさすがのルミでさえも経験したことのない総距離140km弱で獲得標高3000m超え、という身の毛もよだつ無謀コース。
当然無茶踏みで愉しむ余裕なぞあるわけはなく、淡々とひたすらに上る上る落ちる上る上るを繰り返すのみ。
それでも裏パノからワイス、五色にかけてはもう抗う何も残ってやしない、
ギアをインナーローに入れたら十字を切って「ママー!!」と叫ぶ仏教徒。
それでも、その極めて低出力の踏みであっても決して踏み負けすることのない粘り腰。
・・・・・た・・・・・ん・・・・・た・・・・・ん・・・・・た・・・・・ん・・・・・た・・・・・ん・・・・・、と、前へ上へと這い進む、折れない魂。
そうして五色からドロップして昆布、ひらふへと進み、倶知安ゴール目前での花園への上り。
いつもならば「こんなのは坂のうちには入らへん!」と叫ぶんですが、さすがに2800越えてのコレは・・・・・・
それでも折れずに行ってしまえるのが大和撫子の底力。 
淡々に心なしか力強ささえ加わり、2950からはカウントダウンアドレナリンも手伝ってイケイケモード。 
花園から、後は落ちるだけ、の倶知安五色線ヘのクライマックスの上りで、キッチリ3000mになるというドラマチックな演出さえメイクし、
ラス上りはダンシングでスプリントさせるという。 もうもう魔力としかいいようがありません。 どこまでイイ女よ。
翌日は全身にドンと疲労が重くのしかかるものの、各部の痛みはリンダに比べれば軽微でさえあり。
やさしくも気高い大和撫子の本気を見せていただきました。



    はあ~あ、オレって幸せ・・・・・・・・・




     
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by denzia | 2016-06-28 09:57

やさしくも厳しい妻、厳しくもやさしき妻。

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先週、今週と二週連続で南ニセコ~豊浦の定番コースにアレンジを加えて100kmちょっと走りました。
豊浦の山ん中はかなりなワンダーランドで、奥が深いったらありゃしなく、そりゃもう堪能しまくりまくられで。
スタートとゴールと、そこまでの距離がほぼ同じであっても、そこはそれ。
さやかとリンダという対極的な二人でありますから、中盤から後半にかけては各々の個性が炸裂し、そりゃあもうもう。
桜を愛で、山を抜けて海まで下り、貸切り花見から美食へと華麗に舞うさやか。
全ての煩悩に背を向け、ただひたすらにゴキゲンなターマックをむさぼり突き進むリンダ。
やさしさのさやかと厳しさのリンダ、というようにキャラクターは確立しているはずなのですが・・・・・・ちょっと待てよ、な事態が・・・・・・・




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やさしいはずのさやかなのに、中盤過ぎからどうにも左ヒザ裏の腱に痛みが生じ、だまし、鎮めながらのゴール。
一方のリンダはと言うと、終始挑み続けるライドながら、最後に両ハムが終了するまで痛みによるペースダウンもなく、
しっかりと使い切っての充実したゴール。 翌日も筋の疲れはありつつもルナによる80kmライドをこなせる余裕。
はて、この違いはどうして現れるのだろう?

足当たりのやさしさは圧倒的なさやか。 一踏み二踏みしただけでその包容力に胸キュンもの。 
それは初めての出会いの時から変わることなく、俺のハートを捉まえて話さない。 が。
そのやさしさが膝に負担をかけたりしちゃいないだろうか? そんな馬鹿な、って?
つまりはだ。 その包容力はどんな無茶踏みをしてもちゃんと推進力に変えてくれるから。
それに甘えてえらいガチャ踏みをしてたりするんだ。 激坂をアウターまんま、二の腕の力で乗り越えたりしちゃうんだ。 それが。
知らず知らずのうちに膝に負担をかけたりしてんじゃないのか? 甘えは禁物ですなあ。 ま、でもあの楽しさのためなら膝の一つや二つ、ね(笑)

一方のリンダと言えばそりゃあもう。 リンダシステムとまで言わしめる頑固一徹なペダリング特性が売りですから。
シートポストの剛性を下げることによりだいぶ親しみやすくはなりましたが、それでもキチンとしたペダリングでなければ響かない。
上りになって負荷が増大すると、あっという間にスピードが落ちる。 無理なガチャ踏みを許容しない分、そこはシビア。
キチンとスムーズな出力をデリバリーできないと顕著に推進力を失うのだ。 だがしかし。
であるがゆえに無理踏みをせず、落とすところは落としながらも、回せるところでは高効率な推進をする。
これが結果としてロードレーサーかくあるべき、なペダリングに導き、最終的に両ハムストリングが限界を迎えて終わり、という
まことに無駄のない理想的なトレーニングになっているのではなかろうか、と。 いやあ、たいしたイイ女だ。


柔のさやかと剛のリンダ。 それぞれの走りがあり、優劣の付け難い満足感があり、カタルシスがある。

たまんないよなあ。 しあわせだよなあ。 



ピース。




     
 
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by denzia | 2016-05-18 23:58

紅い稲妻。

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さあ各馬ゲートインから一斉スタートです!



さてさての3月は27日。 先週しめやかに今シーズンの幕を開いたDENZIさんではあるが、
何せ根っからの極悪非道の男であるからして、そういうのは早くもアキマヘンモード。 
ああ、悪逆非道の限りを尽くしたい! そのためにはいたいけな弱者が必要不可欠。
でもそんなかわいい子鹿がそうそう目前に現れるわけもなし、はてどうすればいいものか・・・・・・・?




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そういう時は格言を拝借するのがお利口ちゃん。
えっと、えっと・・・・・ナントカの威を借る・・・・アンドレカンドレ・・・・・・・・・・・ああそうそう! 黒豹の威を借るハイエナ、だ!!
「一緒に走ろうぜー!」なんて下心たっぷりで呼びかけたところで、
平成28年度人気ナイ指数後志地区第六位のDENZIさんの甘言に引っかかってくるのは百獣の王のimpさんくらいのもの。
ならば先ほどの人気ナイ指数、ワースト10にランクインしたベネズエラの黒豹ことカルロス・トシキ(仮名)を焚き付ければほーら!
あっという間に2ケタにならんとする獲物が洞爺に集合だ! 使える男よのう、カルロス。
ま、危険な企みを察知したヴェテラン約二名はさらりとエスケープしたが、それでも9名という大漁の獲物!
いたいけな女子供やその保護者がいるんだから、ヤバそうなのは避けつつ弱い奴だけを集中的にいぢめれば!!
ハイエナお腹イパーイ間違いなしだぜぐふふふふ!!!



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「ダーメだってリンダちゃん!
 そーゆーヤバそうなエモンダとかヤバそうなコルナゴとかヤバそうなRTSとかヤバそうなマドンとかヤバそうなBMCとかみたいな
 危険な猛獣との戦いは避けてひたすら子鹿や子兎ばかりを狙わないと!!」
「ふっざけんなタコが! こんなに旨そうな獲物を並べられて我慢ができるわけねえだろがっ!!
 このアルティメットリンダ様のデビュー戦にふさわしいってモンよ! どっからでもかかってきやがれっ!!」


 あうう、やっぱしそおなっちゃうのね・・・・・・・・



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  後はまあ例によって例のごとしで。 46kmかそこらでもうお腹いっぱいって、どんだけ高強度よw

  イパーイ集まればそれは味見大会ってことでエモンダさんとBMCさんという二大クライムマシンをちょいナメさせていただきました。

  うーむ、なるほど。 いやいやそれぞれになかなかですが。 うへえ、こりゃ世界が変わるね、までのすごさはナイかな?

  逆に言えばルミのクライムポテンシャルは現代の世界一級品と比べてもそう遜色はないというコトかも?

  よしよし、そうしよう、そういうことにしよう。 鉛の舌でも俺の舌。 嫁がイチバンと納得してれば世界は平和だ。

  リンダさんもそれぞれに乗っていただきましたが、面白いのは、デュラの感想がいの一番に出てくるのよねみんな。

  まあアルテさん達にとって興味あるのはデュラだけだ、いう気持ちもわからんではないが。

  まずフレーム、そしてホイールでしょ?って。 コンポなんて優先順位からすりゃ全然下よ。 ただのつなぎだから。

  ウニ・イクラ丼を食べていの一番に酢飯の感想言うグルメリポーターみたいなモン。

  ちなみに皆さん喜んでたデュラの変速性能ってのはあれ、デュラの本領ではございません。 スプロケがカンパだから。

  スプロケもデュラにすると、チャ、チャ、チャチャ、ともっと無機質になんだよね、速くて確実だけど。

  カンパスプロケだと、チャッ!キャン! とビックリマークが付くw  そこがたまらんのよ。

  まあ基本ビックリマーク萌えなんだよね、カンパ好きって。 機械性能より官能性能が優先。 趣味の乗り物だから。

  まあリンダさんはそんなコトお構いなしにあきれるほどにストイック。 だからデュラが似合うのね。

  そしてボーラはやっぱスゲエわ。 平地のアドバンテージはもちろんのこと、坂でもキンキン。 

  基本坂が苦手のリンダでも、ラスト上りスプリントで一発逆転できるんでないか? 的なおっそろしい伸び。

  そんで下りのファイアー感ったらもう!! 鼻血ブーもんでっせ、奥さん。



  ただね。


  デュラがカッコイイ、ボーラがカッコイイ、ってのは誤りですよ、皆さん。


 リンダが、カッコイイのだ。




  
  
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by denzia | 2016-03-31 11:42

紅の悪魔。

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三月八日 くもり   一月ぶりのつあーおぶだうんあんだー・MKシリーズ。 
やはり今回も大会非公式テーマソング、一十三十一のメモリーホテルをBGMに、いつもの画を撮ったらあとは海まで下るだけー。



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「いやーしかし、今回はテメエにしちゃありえないくらいのイイ仕事しやがったよなー。
 まー、アレだろ? そこまで貢ぎたくなるほど、アタイの魅力にベタ惚れってこったろ? ワリイなあ、全く罪な女でよー?
 だけどもよお、ホント大丈夫なのか、テメエ? クランクまで硬ったくしちまって、ご老体に踏めるのかねえ?(ニヤニヤ)」




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「ふふーむ。 いやあ、変速点検に駐車場くるりとしただけで、軽くなってるのがわかりますなあ。
 数値的には8.3から7.7と0.6のダイエットですが、操作系の軽さと緻密感がそれ以上を感じさせるねえ。」



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「うーし、新生リンダ様の神領域の走りを見せちゃっか! そらもうありがたーいぜい!」



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「うおお、いーですなあ白鳥さん。 リンダちゃんとのツーショットをいただきたいところですが、ちょっと無理かなあ・・・・・・・」



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「そんな遊びはいらねえよ。 本筋の走りこそが全てだからよ! どうよオイ? たーまんねえだろ?」



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「にゅふふ、皆さん9000ばかりが気になってるようですが、このコックピット周りの刷新が大きんですよ。
 イーストンのEC70エアロ、ほんとにエアロですねえ。 上ハンすると前端、ワリと指にやさしくないw」



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「なるほどのストレスフリー。 デュラに関しては今度語るとして、今はリンダちゃんを純粋に楽しみたいかなあ、と。」



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「見栄え一発のエアロ効果はともかくとして、カーボンハンドルは正解でしたね。
 重硬安アルミのときはフロント7.5kpa以上入れたら振動で手がしびれっちゃったけど、試しに8.0kpa入れても大丈夫だもん。」





 ・・・・・・・・、さーて、と。 んじゃ、いよいよアレとまいりますために一旦戻りますか。 スイスイーっっと・・・・・・・



     あ。


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「いよお。 いーんだぜ?
 お望みのツーショットとかなんぼでもwww」








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「さていよいよ本番。 夢にまで見たボーラさんとの競演ですが・・・・・」
「だけんどよお、カンパのスプロケだろ? どーすんのよ?」



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「注意点としてはですねえ。 フォーカスのエンドはえらくタイトでアクスルシャフトが入りづらいんで、
 スキュアー外してしっかり奥まで入れてからキュッと締めること。 イヤ~ン053.gif
「ナメたことぬかしてねえでよお。 スプロケが違うのはどーするかってことだろお! 注意点とかはよお!!」
「That’s It !」(それだけだぜ!?)
「は?」(???)





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「えっとですねえ、トップが入らなさげなんで本来ならHI側のエンドストップちょいとゆるめてやればいいかな? 
 そんなワケでローの行き過ぎチェーン外れが恐いんで、ローの使用も控えて。
 あと3~4あたりでちょいとためらいするんでトリムさわるべきかな? いずれも調整しちゃれば問題なさそうだね。」
「ワリと適当なモンなんだな? いいのかよそれでよお・・・・・・」



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「むふふふーん。 この紅いブレードの先で回るカーボンのハブがたーまりませんですなあ・・・・・」
「だーからよお。 そんな網目が見えるような回りじゃ話になんねえだろっ! 本気で踏めえっ!!」
「ういーっす。 ここまでの往路、向かい風ながら尋常ならざるモンはひっしひしと感じてましたからねえ。 復路の追い風6.6km、本気で!」





 独逸の秘めたる赤い狂気が燃え上がり

 伊太利亜のCULTな魔性が迸り

 日の本の精緻なる情念がそれを結ぶ

 一踏みごと路面が頭蓋を突き抜け

 魔界の扉が開き 悪魔が召喚される

 「汝は如何に?」

 この加速のためならば喜んで契るって!

 そう、我が名はBIKE乗り





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 我が魂 君に預けよう 煮るなと焼くなと 好きにするがいい










「いやー食った食った。 多少古びて干からびてても、生き胆はやっぱ旨えやな。
 おっ? さっきの白鳥の叩き売りにゃちょっと引いてたようだが、あれならツーショットとやらも申し分ねえだろ?」





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    ・・・・・・・・・、なんつう引き。 恐るべし紅の悪魔。




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   時空をも捻じ曲げる通力。 悪魔以外の何物でもない。 ピース。






   
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by denzia | 2016-03-09 12:43

真実一路。

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「起き!やが!れーっっ!!」
「ふえ? いやまだ6時なんですがリンダちゃん。 MKですか? やー、食傷気味だと思うんですがもう誰も驚かない。」
「うっせえ! まだアタイだけ走ってねえだろ! そんな不公平アリとは言わせねえ!
 誰も驚かないってんなら驚かせてやろうじゃねえかこのアタイがよ!!」




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「いつもより一時間早く起き、早く出て、早く着く。 でもねえリンダちゃん、9時半はかなりまだ寒いんですってば!!」
「ガタガタ泣き言言ってんじゃねえよ、寒けりゃもがきゃいいだけの話だろ? おし、行くぞっ!!」



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「いやリンダちゃん! どこまで行くつもりですか! 富川から平取へ上がるんじゃないんですかなして235延々なんすか?!」
「だからよ、おんなじことやってたら飽きられるだろが。 となりゃアタイの取る道は一つ。
 ストイックに遊びナシ。 力の限り突き進むのみ、だな。」




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「いやあのねリンダちゃん? 力の限りとか言ってるけどね、行っちゃったら帰れないでしょ日高本線もお亡くなりになってんだし。」
「とにかくだなあ、アタイが一番じゃなきゃヤなんだよ! 今期一番はルナおばちゃんの73.6か? うーし、80オーバーだな、何としてでもだ。」
「無理ーっ!」



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「だから泣き言は聞かねえっただろ? かわいい女房の願いだったらその身を焼き尽くしてでも叶えるのが丈夫ってモンだろが?」
「あのね。 焼き尽くすも何もすっかりしばれておりますが。 ねえR2D2さん? それともBB8さんですか?」



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「ああとうとうキテしまいましたヌイカプ。 スーパーレコードですねえ。 ギブリでしょうか? ボーラTTでしょうかね?」



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「いよしと。 ここ41キロ地点で戻るとするか。 これでどうあがいても80オーバーは約束されたな、きしししし!」
「いやあのね、来るのはいいんですよ来るのは。 MK名物復路の向かい風がね。 いよいよ。」



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「休んでんじゃねえよキリキリ踏めっての!!」
「だって全然進まないんだもん。 延々40km向かい風とわかりきってるってのは悲しいのよ。
 美しいリンダちゃんの画くらいあってもいいでしょ。」



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「ああ、先週はビフテキだったんですよ? あんパンってのはあんまりじゃ・・・・・・・」
「オメエがあんパンの器だって言ってたんじゃんかよ。 とっとと食ってまたもがくぞっ!!」



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「あああ、もうアンコで踏んでます。 アンコです。 アンコ踏みです。 つらいです。 合宿です。」



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「愛しいダンナ様の望みとあらば、アタクシ身を粉にしても叶えますことよ!
 あと10kmをプラスして、残り10kmを肉で踏む漢気がありゃあだけどなっ!!」

「うううう、リンダちゃんのいぢわるう・・・・・・・・」



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「おめえよお。 いくら何でもやられすぎだろ。 AV23.5って何よこのナメクジ野郎!」
「でもねえ。 平均心拍151ですよ。 戻ってから動けず車中でダウンですよ。 フロでも必死でマッサージ三昧ですよ。
 翌日ハムやら胆やら二の腕やら筋痛ですよ。 シーズンオフにここまで人を追い込むの? 君しかできないわ、マジ。」





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 速やかにたんぱく質、炭水化物、塩分、そして熱。 身体が欲するならば欲するままに。 
 グルメが何ちゃらとか言ってる余裕なし。 いやー、さすがはリンダ。 間違いないわ。





     
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by denzia | 2016-02-07 23:01

妄想列車の行く末。

「天! 誅! だっ! ちゃーっ!!」
「ほげぎゃぎゃぎゃがぐわ~~っ!!」


「いきなり何をするかーっ!!」
「何もへったくれもないっちゃ!
 かわいいリンダをあんなに泣かせて!
 ケシズミにして欲しいのけーっ!!」





「あううっ、そうは言うがなあ、ラム! そこまで悪いことか? ハードバディでも超ソフトなサドルで何とかはならんだろなという検証実験であって、
 まさかそのまんま行くワケがない! ちょっとしたイタズラみたいなもんじゃないかあ!!」
「いい悪いの問題じゃないっ!! いやがる娘に何をさらすんじゃいっ!! ってことだっちゃ!!
 未だかつてこんな辱めを受けたことはない!ってリンダはずーっと泣いてたっちゃよっ!!
 純真無垢な乙女を傷つけた罪は万死に値する!! ウチの必殺クロモリチョップの斬れ味はさやかの比じゃあないっちゃよっ!!
 とっととリンダへの謝罪記事を上げるっちゃーっつつ!!!」




         **********************************************************



「そーゆーワケでリンダちゃん! いっぱい泣かせてごめんねごめんねゴメンナサイ!!」
「あぁ? 泣いてなんかいねーよ! だいたいテメー、泣くほどの価値のある男じゃねーだるーが!
 そーゆーワケでさっきまで力の限り怒ってたんだがなあ。 今はもう呆れてると言おうか哀れと言おうか・・・・・・
 テメエ真っ二つにされてなんで生きてんだよ? 死ぬだろ普通?」

「いやあの、完璧に絶命真っ最中ですけど。 こりゃごはんつぶでふっつけてオロナイン塗っても全治一週間ってとこかな?」
「しっかしまあ、一刀両断っつう言葉はあるけどもよ、ここまで見事に斬れるモンかねえ?
 頭蓋から仙骨まで完っ璧に真っ二つだもんな。 縫合前のあしゅら男爵みたいだぜ。
 13代目石川五右衛門だってこうは斬れねえ。 ブラックジャックにレーザーメス持たせたって無理だわな。
 とても人間業とは思えねえぜ。」

「まあ鬼ですからねえ。 グレートマジンガーにマジンガーブレード持たせたら機械獣はこんな風に斬れると思うが。」
「機械獣? 戦闘獣じゃねえのか?」
「いや戦闘獣ならこう簡単には斬られない。 いかにも格下でないとねえ、ウン。」
「テメエで納得すんな、このプラナリアが。 全く、死に慣れてるとろくなモンになんねーやな。
 で? テメーの生き死になんぞよりずーっと大事なアタイのサドルはどうなってんだ? 
 ギャリソンの形見のB17なんて言おうもんならそのふっつけた左右引っぺがして左側上下入れ替えて、
 二度と自転車乗れねえ体にしてやっからな!」

「んもー、バイオレンスな真似はやめてちょうだいよお、リンダちゃーん! そんなコトされたら鼻の真横にちんちんが来て臭いったら・・・・・
 あれ? 来るのは黄門様か? いやどっちにしても臭くてしょーがない・・・・・・・ってオイ! いーかげんに、しなさい!」



             ***********************************************************
 


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「よお、満足したか? おっかしなストレス溜めまくりやがってよ。 発散に付き合わされるこっちの身にもなれってんだよ、バカヤロウ。
 さて、そんで一体何をどうしたってんだ? ピラーの問題改善がどうとか抜かしてたが、何を夜な夜なしこしことこすってやがったんでえ?」

「うむ。 コイツを紹介した時に中華さんの心遣いの無さと称した、ボトルケージのあたりまで埋没してしまう調整目盛り・・・・・・・ん?
 あれ過去記事にないなあ、ツイッターだったけか? まあいいや。 とにかく。 リンダちゃんに使うとちょうどいい位置まで下がらない。
 目盛りのあたりは27.2Φだったのに、深くつっこもうとすると27.2~27.5くらいのオーバルになってしまってるみたいで。」
「短足。」
「そーゆーワケなので(涙) そのあたりを400番のペーパーでしこしこ、スムースに入るようになったら1000番でしこしこ、
 あとはつや出しにピカールでしこしこしこしこと・・・・・・・・・・・・・・・・、ちゃんとピラー調整ができるようになりました。」
「よー飽きんわ。 で、肝心のサドルはどーなんだ? はっきり言うぞ! B17だけじゃなくてB15スワローもダメだからな!
 プロフェッショナルとかポチるなよ! カンビウムとか論外だからな! どこのレーサーが三馬Gパンサドルで満足すんだってーの!」

「いやだなあ、リンダちゃん。 ボキがかわいいチミを泣かすようなコト、するワケないじゃないの。 ラムにみじん切りにされちゃうよお。
 で、リアルレーサーの鉄板、セライッターリャのSLRではいかがかな? 実はルナさんのお下がりなんだが・・・・・」
「嫌に決まってんだろ
 あんな便所スリッパ!!」





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「むむむむう、確かにルナさんのアレは前夫との情事の跡が色濃く残る、それはそれはなブツではあるのだが・・・・・・・
 そこはそれ、このリフォームの巧にお任せで。」

 べりべり。 ちょきちょき。 ぺたくた。 ぐいぐいぐい。




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「ほらね?」
「・・・・・・・・、マジで全然ピラー出てねえのな。」



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「しっかしよお、この表皮のお上品な色使い、もー少し何とかなんねえか? 地味すぎて華がねえよな、もう少しこうキラリと鈍く輝くような・・・・・・・・」
「うむ、それについては貼ってる最中からもんもこもんと渦巻いてはいた。 それではこれより華を加える!」



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ちゅいーん!


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びしーっ!


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当然後ろも!!



「ああーあーやっちまいやがったやっちまいやがった、全てが台無しだよこの変態野郎が! 
 何しやがんだボケェ!!」





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「うむ。 それではコイツを貼ってるときに生まれた感動のストーリーを紹介しようか。 ハンカチの準備はよろしいかな?」


          ***********************************************************


「おやチーム新加入のクリス君、どうしたんだい浮かない顔をして。 期待の新人の力になれるんだったら相談に乗るが?」
「あっ敏腕メカニックのトーマスさん。 いや実は今朝、マネージャーにこっぴどく叱られちゃって。
  マイサドルはまかりならん、スポンサー様のサドルを使え!って。」

「ふーむ、まあスポンサーの供給パーツを使うのはプロとしての心得だからねえ。
 特にウチのチームは大英帝国の誇りを背負っているから、ウェアやパーツも自国ブランドとの契約、君をスカウトしたのも英国人だからだろ?」

「でもでもボクはジュニアのころからこのSLR一筋で、これ以外では本当に走れないんですよ! どうにかなりませんか?」
「むーん、わかった。 これから後、歴史に名をとどめるであろう名選手の芽をここで埋もれさせるのもメカニックとして忍びない。
 ここは一つ、私に任せなさい。 それと、このことは他の誰にも秘密だよ。」



          **********************************************************


「こうしてこの後、大活躍したクリス君はツールドおフランス・・・・・・・・・」
「ふざけんな! いくらスカイだっつったってブルックスが
 プロチームのスポンサーするワケねえだろこの変態設定マニアがっ!
 そんなコトでごまかせるワケねえだろが! どー見たってバレバレだっ! 」

「そっ、そおか? うーん、なんてするどい観察眼! やはりここはコッパーの大鋲を使うべきだったか・・・・・・」
「・・・・・・そおかそおか、どーも中盤ブルックスネタを引きずらせると思ったら、このオチのせいかっ!
  姉御ーっ! とっととコイツを短冊切りにしてやってくれーっ!
 アタイはもお疲れたよーっ、変態の相手はぁ!!」

 
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by denzia | 2015-11-17 15:07

恋するウサギちゃんの受難。

コソコソコソ・・・
「ねーねーねーちょっと、さやかってば! 最近リンダがなんかおっかしくなーい?」

「あらようやっと気付いた? ニブイ娘ちゃんのルミにもわかるだなんて、いよいよ重症ねー。」
「ムカ! なによールミはセンシティブちゃんなんだからー! とにかく! 最近のリンダったらおっかしって! 
 ルミがちょっかいだしても上の空で、なーんか空のほう見てはにへらっとしたりため息ついたり・・・・・・」

「こらー良い娘ちゃんたち! 恋する乙女をからかっちゃダメよー。 」
「あらルナさん! ・・・・・やっぱり、そこですの? んー、あの堅い娘だからありえなさそうだったんだけど、どうして今さら・・・・・・」
「ほら、今年はアリーシャの嫁入りに関して放出騒動とか、函館出走だとかいろいろあったでしょ?
 結果的にDENZI君の寵愛を一番受けちゃってたのは他ならぬリンダ君だったし、そこに来てこの間のimpさんとのアレ。
 あそこまで全開本気モードで戦ったのは初めてだったんでしょ、彼女? あれでかなりDENZI君に胸キュンしちゃったみたいよ?」

「わっかんないわよねー。 だったらカッコイイimpさんにときめいちゃうのが普通でしょ?」
「ま、そこが脳みそ筋肉ちゃんの思考だからねえ。 私のような情緒豊かな女にはわからない所ね。
 ただまあ・・・・・・・、旦那様は乗って走ってる時はまあ貧脚なりにイイ所もあるんだけど、一度降りるともう重度のヘンタイですからねえ・・・・・・」

「リンダ君の純情が悲しい結末を見るのは間違いないところね。 ほら、もう破滅の予感が・・・・・」



          ***********************************************************




「さて、リンダちゃん。 懸案のサドル周りのことなんだけどね。」
「え? ターボマチックに戻って一件落着じゃなかったのか?」
「うんうん、函館に使ったアンタレスVSは、やっぱオイラのケツにはイマイチなんだよね。
 そんでターボマチック4に戻して、ケツ的にはよろしいんですが、ほら、ターボはカーボンレールでしょ?
 あの中華ポストのヤグラだと、カーボンレールはさむのはそうとうコワイんだよね。 そんで金属レールのサドルにしたいと。
「つうコトは、SMPでも入れるのか? アスピデはモデルチェンジしてどーにもだし、ゾンコランはカタログ落ちしちまったしなあ・・・・・・」
「ううう、そのSMPっつうのは秋風の吹く懐的にイタイなあ。 まあ多少の企みがあるんでまかせといてよ。
 ちゅーかなポストの問題改善と合わせて少々お時間をいただければと・・・・・・」
「ま、まあ、ア、アンタがそーしたいって言うんなら・・・・・・、アタ・・・・シ・・・は・・・・・構わないぜ。」
「ありがとうね、愛してるよ、リンダちゃ~ん!
 ・・・・・・、でさあ、それまでの間なんだけどもさ、ここにポカンと穴が空いたままだと、どーにも落ち着かなくない?
 で、ね。 こう周りを見回してみると、あれ、こんなモノが。」
「い? おっ、オイ! オマエ何言ってやがんだ冗談はやめろよな! 何でアタイがそんなモンを!!」
「まあまあ物は試し。 それそれ。 おー。 見事に入りましたねえ。」
「いっ! いやあー!! 抜いて! 抜けってば!!」
「ささ、それでは動かしてみましょっかね。」
「バッ、バカ野郎! こんなんで人前に出ようってのかよ! やめろ! やめてくれーっ!!」
「おっ、おおおおう!! こーれは・・・・・・気持ちイイ。 まるでリンダじゃないみたい。
 腰掛けてるうちはこの快適さで、いざ立つとそれはもうハードなリンダちゃん。 この二面性がまた・・・・・・」
「ヤダぁ! ヤダよおお!! 誰か、助けてーっ!!」
「・・・・・・・・しかし、座って回そうとするとなんともボヨンボヨンと・・・・・・・リンダのオイシさが全てスポイルされちゃって・・・・・
 うーん、やっぱダメなのね、これは。 ごめんねーリンダちゃん、おかしなモノ入れちゃって。 とても勉強になりましたあ。」
「あったりめーだ、イイわけねえだろこの変態野郎!! テメーみてえなド変態をちょっとでも信じたアタイがバカだったよ!! テメエなんか! テメエなんか! でえっきれえだあ~!!!!!」






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by denzia | 2015-11-10 13:01

秋の大型企画! 対決列島!!(パクリ)

冬もすぐそこまで、稼業の土日のタイア交換ラッシュ&月末詰め込みで満身創痍。
何とか今日をやりすごして火曜は適当な言い訳して寝てしまおうと企んでいた月曜の朝。 戦慄のメールが届いた。



やあやあDENZI! 本年三月、忘れもしない冷水峠ヒルクライム対決!

貴殿の堂々たる戦ぶり、堂々たる勝利! まことに天晴れであった!

しかーし! 

貴ブログネタ的にこのままおめおめと引き下がるわけにはいかんのだ!

よって明日! 冷水峠ヒルクライム、再戦をここに申し込ーむ!!



                                                                  by imp 



                               (*注 こうは書かれてません こう読めただけです ええ、疲れてますw)




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「いよおおーしよしよし、面白え! やっぱこうでなくっちゃいけねえやな!!」
「や! いやいやリンダちゃん! 大型企画っつうのはそういうオチ・・・・・・・、でなくて!
 どーしてキミが! あれは確かさやかだったでしょ!!」
「うっせーなあ、売られた喧嘩を買わねえようじゃ女が廃るってモンだよ!
 貧乳なんぞに任せておけるかってーの! こいつぁ戦争だぜ! だったらこの武闘派のリンダさん以外に誰が闘るっつうんだよ!!」

「いやいやだから! 当然勝負は坂なんですよ! だったらよりによってキミだなんて! ルミとかアリーシャにお願いして・・・・・・!」




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初戦・銀山駅    敗北。

「だーっ、だらしねえ! このアタイに恥をかかせるたあどういう了見だテメ!!」



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「いやですからね! このロートルがあの魔人相手にどうしろと! HANAZONOのタイムなんて6分も違うんですよ!」



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第二戦・AKプチウインザー    当然敗北。

「だからよお! 勝手知ったるテメエの庭でこうもあっさり潰されるってのは何なんだよ!!」
「いや見たでしょリンダちゃん! あの激坂区間でのトルクの違い! 戦る気にもならない力の差というものがだね! 無理だって!!」



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第三戦・冷水AK側    二度三度とアタックをかけてみるがまるで離れず付いてきて、心が折れたとこですかさず前に出る。
そのままドーンと行ってしまえばギブアップできるのに、前でのらりくらりと待つ余裕。 
まさしく魔人・藤村のごとし。 こっちが最後のまんじゅうを口に入れるまで決してテレマークは出さない。 恐るべし、魔人imp。
ならば戦るしかない。 戦う以外に道はない。 それがロードレーサーなのだから。 
頂上手前でするすると前にでて、フルもがきで勝負をかけるが、直前まで泳がされシッティングのままするーっと先着される。
なすすべがないとは正にこのこと。 ああ無情。 人間なんてララーラーララララーラー。


あとはもう魔人の手のひらで踊らされるばかり。 ルートだけはオイラが選べるんですけんども、たとえ平地とて決してゆるくはならない。
ちょっとでもスピードが落ちると、「おやおやどうしたDENZI君、よしここはボクが引こうぢゃないか!」とばかりに先行するのだが、
これがまた付き切れせんばかりのペース。 それはそれはあずましくない。
ぐだぐだになって余市然別線に入った日にゃあ、アップダウンのアップ全てで対戦だ。 生き地獄。 まさに生き地獄。 ここは地獄だ戦場だ。
こっちぁもう、ギブアーップ!と叫んでいるのだが、いかんせんジョー樋口は失神してるし。 
ほうほうのていで何とかデザートサイクリングに逃げ込む始末だ。



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「あーっ、情けねえ! モロ負けメチャ負けまた惨敗! アタシャもう悲しすぎて涙も出ねえよ!」
「しょーがないぢゃあないですか! これ以上アタシにどうしろと! 強いんだから! マジ強いんだからさ!!」



「で。 どうすんだよこの最終戦・冷水余市側。 戦意喪失でグルペットか? おら、魔人もさすがに前出てからもゆっくりモードだぜ。」
「そんなの三味線に決まってるじゃないの。 こっちが前出たらすかさずピッタリマークですよ。
 後輪に前輪重ねる位置で、楽しげにプレッシャーをかけ続けてるじゃあないですか。 もうヘビににらまれたカエル状態っす。」
「うっせえ! 地力に差があるってえのは百も承知だっ! アタイが聞きたいのは! テメエの気持ちだっ!!」
「ぐううう~っ! オレは! オレは! やっぱり負けたくねえーっ!!」
「よしっ! よく言った! それでこそ!!
 いいか! 背中の金メイタン叩っ込め! 今からじゃ遅いとかじゃねえ!
 気持ちだ! そんでシッティングで回せ! 回せ! 無駄足使うな!
 回すことだけ集中しろ! ラスト! 30! 立て! ブチ込めーっ!!」

「ふんぐおおおおーっ!!」





「・・・・・・獲ったか!?」
「ぐうう、わからん。 カントリーサインとこではほぼ同時。
 タイア差だけんど・・・・・・・・」

「じゃあ! 獲った!!(涙)」





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  いやー、そこからゴールまで、ただ下るだけの10kmの長いこと長いこと。
  村を抜けてちょいと上り下らなくなっただけで両足攣りバカんなるわ、
  体幹にも欠片もなんにも残ってないわで、進めねえ進めねえ。 よくもまあここまで見事に絞り切ったと。 
  ホントにおっかないのは、魔人ではなくこの赤鬼さんでございました。


  ゴールの後、座り込むしかないアタシは、全然足の残ってるimpさんにリンダを試していただきました。
  「BB周りの塊り感がシャレにならない。 踏みムラがモロに出る。 これ、どーやってダンシングとかするんですか?」
  普段スパ6ちゃんをヒイヒイ言わせてる魔人にしてこの感想。 でしょ?
  でもね、カンカンのハイエンドカーボンとの違いはね、とてつもなく厳しいのに、冷たくない。
  「ああ、確かに。」と納得いただきました。





 「ところでさあ、リンダ?」
 「ああ?」
 「あのラスト勝負のときに言った、『それでこそ!』  それでこそ、何、だったの? ねえねえ?」
 「う、う、う、うっせえな!! いいじゃねえかよそんな事っ!!
   そんな事よりもーちょっとでいいから強くなってアタイに恥かかせないようにしろよなっ!!」




      とてつもなく厳しいが、炎のように熱い、ロードレーサーの鑑。  リンダに、乾杯。
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by denzia | 2015-10-30 18:00

信念の女。

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 リンダちゃんってば、泥棒さんですの?
 「古いんだよテメ。 髑髏の旗は信念の象徴だってーの。」



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 さてさて、今年もまたやってまいりました函館ラン。 5時のスタートに向けて準備はどう?



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 そうそう、悪リィ大人たるもの、カン!カン!と愛の儀式をせんとねえ。



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 なまら小樽。 産業会館でGO!



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 小樽駅にて合流でっせ。
 「どーしてそう悪趣味なんだよバカ。」



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 はいここでイナキタを・・・・・・・・、上ってください。 ガツンと。



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 来年はもう走れないかもしれない忍路を往くの図。



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 ポンポンと稲穂を上り・・・・・・・・



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 さらりと作開。 ウノ先生今回出番これだけ。



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 ここから小樽に戻るという(!)M山氏とはここでさやうなら。
 (以前彼をM上氏と呼んでしまったことは私の不徳の致す処であり、謹んでお詫び致しますると共に、
  上でも山でも意味はたいしてかわんないだろ、どっちみちMだし、と言ってみる。)



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 そしてこのMが山な人の弟子(?)が、この先嵐を巻き起こす。



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 みなさん文句を言ってはいけません。 トイレ味のゼリーとか、サイクルチャージカフェインプラス味のカキ氷とかと同じように、
 このソバのようなヤツが完走への力となるのですから。
 アタシは年に一度、ここのソバ喰うのは楽しみです。 



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 今回の秘密兵器、金魚の金ちゃんです。 いいですねえ、後続の方に癒しを与えますねえ。
 「ドクロにツバメにキンギョって、アタイは色物かってーの。 しばくぞ。」



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 ささ、ここからはしばらくリンダちゃんと二人きりで・・・・・・・・・・



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 二人きりで・・・・・・・・・・・・・・・



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 二人きりで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



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 二人きり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



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 はいいいですかあ、人という字はぁ、人と人とが支えあって出来ていまあす。
 ささそこの〇〇の人ぉ、互いに支え合って、つうかちょっと前引けぇ。



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 はいいいですかあ、あのすごい勢いで前に行ってしまったあの背中。 あの背中にすごいデッドスペースがありますですねえ。



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 その貴重な空間をそのままにしておくのはとてももったいないですねえ。
 日本人が世界に誇る「もったいない」の心。 もったいないが世界を救うのです。 アーメン。



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 はいいいですかあ、この美しい黄金色のカキ氷。
 これが真っ黒なクソまずい氷になってしまいましたが、肝心の絵がありません。 痛恨ですねえ。



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 はい今年も現れました、メイタンサイクルチャージカフェインプラス色黒い三連星。
 そうです。 ジェットストリームアタック潰しには、ジェットストリームのストリームに入ってしまえばよいのです。



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 さっきの腹黒い氷が効いてますですねえ。 こんなエッチなモザイク写真を撮る元気も残ってます。
 これならしっかりと足を残したゴールも可能かも・・・・・・・・・
 「よお。いつんなったら本気出すんだよ。 アタシゃずーっと我慢してんだからな。」
 「いやいやいやいやリンダちゃんてば! 調子をこいたら終わる、それが函館というものなんです!
  ここまでホント見事でした、このペースでゴールできれば未だかつてない・・・・・・・」
 「ああ? 一度もアタイ本来の走りをせずに足残してゴールだとお? そんなふざけた真似しやがったらもう二度とヤラしてやんねえぞ!」
 「んー、そんなこと言わないでよ! 全開の本気走りは普段のデートのときにするから、ここは一つ・・・・・・・」
 「言っただろ、『髑髏の旗は信念の象徴』だって。 踏む根性なしに無事終わらすくらいならここで死んでもらう方がマシだよ。
  もう一度だけ言う。 アタイを愛してんのか愛する資格がないのか、どっちなんだ!!」


  リンダシステム、開放。 赤い彗星が、その魔性を剥き出しにする。 全行程225kmのうちの、1%に満たない2km。

  リンダは、確かにリンダだった。





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 さーせん! おかげでリンダに見捨てられずにすみゃした! あざっす!!



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 あざっすマキちゃん・・・・・・、ん?



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 薬漬けにされて治るあてを無くし 痩せた体合わせどんな恋をしているの ♪

 いや言うまい。 彼もまた彗星だったのだ。 あのアタックにはシビれたぜ。 また来年も同じ過ちを繰り返しましょう。



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 ・・・・・・・、過ち? そうです。 七飯への下りで、大腿四頭とハムとヒラメが両足共に一網打尽。
 いやー、下りでなかったらコケてるわ、危ねえ危ねえ。 泡食って水と塩タブ入れて足クルクル回して、
 空を見上げる赤松街道。 例年のごとし。 いいんです。 やられて見上げる赤松こそが函館の証。
 今年もやってまいりました、函館です。



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 画にならんこのゴールで、なんとか拾ったエースナンバーの函館型消火栓。 ギリギリでござんした。


 リンダの函館は、見事なまでにリンダの函館でした。 天晴れ。 そして、愛してます。
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by denzia | 2015-08-25 02:26

ロングライダース。

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「ねええん、ダアリィン! 遊びましょおよん!
 貧脚ジジイにもやさしくなったリンダちゃんだぜぇん!
 お早くまたがって腰ふりふりしちまっちゃちゃ・・・・痛ェ!舌かんだっ!!」

「こらこらリンダちゃん無理はイカン。 言葉のあちこちに違和感が・・・・
 ってコラ!その違和感は何だっ!!」



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「これはどー見たってレパルトコルセじゃなくて
 人民公司じゃあーりませんかっ!!」
「あァ? 女子三日会わざれば・・・・・ってヤツだよ。
 三日もありゃプライムお急ぎじゃない通常便だって
 さらっと届いちゃうご時勢だかんな。」





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「いや問題はそーゆーことではなくてさ!
 せっかく後志で五本の指に入るセンシティブなサイクリストとイッターリャのレパルトコルセの夢のコラボが!」
「何がセンシティブだよ、ただのヘンタイだろがよ、オメ。
 だいたいにしていつまでもオバサンの鞍借りてるわけにもいかねえだろが。
 ましてや昭和のスポルティーフじゃあるまいし、軽合色のスコヤーじゃ恥ずかしくて人様の前に出らんないだろ!」


 

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「いやそのだって、導き出した25.0Φの快適が、27.2Φに戻っては・・・・・・・・」
「だからよお、ゴタクは踏んでから抜かしやがれ! どうだ、オラオラオラオラッ! 十分やさしかろうがっ!!」


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「あらホントだビックリ。 いやー、何せポストが13cmしか出てないから思い切ってやらないと効果ないんじゃ?
 だったんだが中々どうしてちょっとちょっと。」
「サバ読んでんじゃねーよ12cmだろがこの短足・貧脚・老衰の三拍子野郎。
 元々が31.6の安アルミなのを27.2にする上にフルカーボンだっつーんだから当車比で相当ポスト剛性落ちてっだろ。
 ヤリ過ぎでフニャチンになったら話しにならんだろが。 で、どうよ、やさしげリンダさんの味は?」




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「いやあ、マジびっくり。 これまでデートの度に語ってきた、敗北感とまで表現されたあの低速域での重さ、頑固さ、つれなさがスキッと!
 ポスト一つでこんなに変わるとは! 路面からの衝撃の軽減もさることながら、このペダリングのスイートスポットの広がりが目ウロコ!
 そんでパワーラインのステディさはそのままだから、リンダシステムと呼んだ高速の回すペダリング時のクリアな燃焼感はそのまま!
 何つうか、積年の宿題がやっと解けた気分。 ハッピー!!」
「それってよお、ただ普通のバイクになったっちゅうことじゃねえのか? 硬派でならしたリンダ様らしからぬ話だな。
 ハコダテはまあしゃーねえとして、それ終わったらまたポスト戻しちゃるか・・・・・・」




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「いえいえそんな滅相もない! それよりもコチラについても触れておかないとならないんじゃござんせんか?」
「おおそうよ、いくら貧乳のとはいえタダ借りじゃ仁義が立たんわな。 それインプレせい!」
「あ、はい、インプレですね。 いやー、やっぱしエエですわクリテリウム。 気品ある転がりが。
 そしてタンジェントのスチールスポークはグー! やさしいものーお、ボクに!
 麗しの大和撫子のおみ足は野蛮さをきれいに隠してくれますねえ、プププ!」 



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「野蛮で悪かったなっ!」
「ゴメンなさいリンダちゃんも
 ステキステキステキーッ!!」




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   取りも直さず夏休みの宿題はオッケー。 あとはおだって早期につぶれないようにセーブセーブで行くことですたね。
   ま、それがいくつになってもできないんですが。




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  いざハコダテ。 (あ、まだちょと早いか)

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by denzia | 2015-08-13 23:06


  愛しい妻達(自転車)と     果てしなき愛を交わす、    怒涛の自転車ヘンタイBlog          (↑ここ重要)


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