春の日の筈の日。
「オニーサマ、オ起キニナッテ。 アイビキニマイリマスヨ。」
「わわわっ、ルミちゃんってば、もうカンベンしておくれよ、〇〇の人は必ず逆さ張り付けの刑にしてやっから・・・・・・あれ???」
「うふふふふっ、旦那さまってば、面白ーい。 さあ、早く行きましょう。」
「あらら? 確かこの間ご一緒したのはずいっっっぶん昔の旧blogのときでしたよね?? 一月以上前の話でしたよねえっ!
おっかしーなー、まるで先週の事のように・・・・・・・・雪解けが進んでない???」
「ううっ、イヤミなんだか何なんだか・・・・・・だって寒かったんだって走れなかったんだって。
ほら、見てのとおりキロロなんて7月まで滑れそうなイキオイでしょ?
そーゆーワケでさやかにもちょっと、ちょっとだけで記事にもできないチョイ乗りしかしてないんだもん、しゃーないよね?」
「それに私には踏み出しメチャ重くて乗る気になんない疑惑も勃発してることですしね・・・・・・・」
「ああ、カステさんとこの一件? それに関してはもうちょっと待っててくんない?
あれからオイラも色々やってはみたんだけど、どしてもさやかが際立って重いとは感じられないんだよね。
も少し煮詰めてから自分なりに記事にしたいと思ってるんで。
それより今日は久々のデートを楽しもうよん、お天気はイマイチだけど、降ることはなさそうだから。
しっかし、だいじょぶだった? ルミにひどい目に遭わされておこってない??」
「何がですか? 吊り下げられてるのはいつものことでしょ?
あのかわいそうな不人気ルミちゃんが多少オイタをしたくらいで私が怒るだなんてそんな大人げない。
何せこれから私は、一月に一度のデート以外はずーっとあの地下室で吊り下げられてる運命なんですもんねー。」
「・・・・・・、あのー、さやかさん? 気のせいでしょうかスキュアーが桜色ではないような・・・・・・・」
「キャー!!!」
「こらーっ!!!」
「で? いかがでしたスーパーさやかは?」
「うーむ・・・・・、普通? いや、チョイ乗りしかしてないけどさ。 ルミに入れてるときのような超絶感はないかわりに、
ルミに入れたときのような神経質さもない。 あくまでさやかの延長線上で数値分の上乗せがされてるような・・・・・
さやかはどうだった?」
「・・・・・・、欲しくなっちゃった。」
「えっ、ええ~っ!! そんなアナタ、アダルトコンテンツのような表現を昼間っから! そんなにカーボンディープがええのんかっ!!」
「ノンノンノンノン、ZIPPじゃなくってヴェロフレックス! しびれっちゃいますわね、この触感。
コンチなんかリンダにでもあげて、私にはヴェロフレ買ってくださいよー、姉様とお揃いか、クリテリウムでもいいですから!」
「さあて、それじゃ、まいりますか! 私にはやっぱりコッチが似合うでしょ!」
「ほんでは、冷水抜けて、あちらからこちらまで彷徨いましょうかねー。」
「ねーねーねー、重いですか? やっぱりクロモリフォークのせいですか??」
「うんにゃちっとも。 どう踏んでも回しても重いと不満は出ない。 俺が不満ないんだから嫁のキミは胸張って堂々としてなさい。」
「そんなことよりオイラが欲しいのはいかした画。 ここんとこ撮り中心のデートしてないんで、情緒担当さん、たのみますよ。」
「それでは! トンネルさんからまいりましょっか! LEDだとアレですけど、たまにはこんなのも・・・・・」
「はい! 姉様には申し訳ないですけど、初カタクリもいただきまーす! 春のお花シリーズも、初めてなんですもの。」
「ああそっか、夏の嫁入りだったから春は初めてなんだもんなあ・・・・・・」
「ウワサには聞いてましたが、ほんっとに坂の好きな花ですね。 坂にしか咲いてないんですもの。
ま、カタクリもいいですけど、私にはやっぱりアレがね。 そのための余市ですからねっ!」
「ぎゅっ!」
「余市の前に然別。 アレの前にコレ。 焼けつく恋のアペリティフ。」
「ふとした仕種にグッとくる。 見目麗しさは女の嗜みです。」
「やっぱしここは押さえねば。 行っときましょう行きましょう。」
「さあっ、コレもコレしたことだし、あとはアレですねっ!!」
「ぎゅっ!!」
「アペリティフですでに悪酔いですけど。」
「アレかっ!?」
「ちょーっとちまいますが。」
「来ましたーっ・・・・・
て・・・・・あ、あら??」
「うひゃー・・・・・やっぱまだ早かったわね、今年は。 今年だけに。」
「えー? ダメよダメよ! こんなんじゃパンパカパンになんないわ!!
足りないわ足りないわ! こんなんじゃルミに負けちゃうわ! 情緒担当の面目にかけても、パンパカパンにできないうちは帰れないわー!!!」
~ 満開の桜花にはまだ遠い余市の春。 そして焦りに駆られたさやかの行動は、悲劇を生む。 待て次号! ~
「わわわっ、ルミちゃんってば、もうカンベンしておくれよ、〇〇の人は必ず逆さ張り付けの刑にしてやっから・・・・・・あれ???」
「うふふふふっ、旦那さまってば、面白ーい。 さあ、早く行きましょう。」
「あらら? 確かこの間ご一緒したのはずいっっっぶん昔の旧blogのときでしたよね?? 一月以上前の話でしたよねえっ!
おっかしーなー、まるで先週の事のように・・・・・・・・雪解けが進んでない???」
「ううっ、イヤミなんだか何なんだか・・・・・・だって寒かったんだって走れなかったんだって。
ほら、見てのとおりキロロなんて7月まで滑れそうなイキオイでしょ?
そーゆーワケでさやかにもちょっと、ちょっとだけで記事にもできないチョイ乗りしかしてないんだもん、しゃーないよね?」
「それに私には踏み出しメチャ重くて乗る気になんない疑惑も勃発してることですしね・・・・・・・」
「ああ、カステさんとこの一件? それに関してはもうちょっと待っててくんない?
あれからオイラも色々やってはみたんだけど、どしてもさやかが際立って重いとは感じられないんだよね。
も少し煮詰めてから自分なりに記事にしたいと思ってるんで。
それより今日は久々のデートを楽しもうよん、お天気はイマイチだけど、降ることはなさそうだから。
しっかし、だいじょぶだった? ルミにひどい目に遭わされておこってない??」
「何がですか? 吊り下げられてるのはいつものことでしょ?
あのかわいそうな不人気ルミちゃんが多少オイタをしたくらいで私が怒るだなんてそんな大人げない。
何せこれから私は、一月に一度のデート以外はずーっとあの地下室で吊り下げられてる運命なんですもんねー。」
「こらーっ!!!」
「うーむ・・・・・、普通? いや、チョイ乗りしかしてないけどさ。 ルミに入れてるときのような超絶感はないかわりに、
ルミに入れたときのような神経質さもない。 あくまでさやかの延長線上で数値分の上乗せがされてるような・・・・・
さやかはどうだった?」
「・・・・・・、欲しくなっちゃった。」
「えっ、ええ~っ!! そんなアナタ、アダルトコンテンツのような表現を昼間っから! そんなにカーボンディープがええのんかっ!!」
「ノンノンノンノン、ZIPPじゃなくってヴェロフレックス! しびれっちゃいますわね、この触感。
コンチなんかリンダにでもあげて、私にはヴェロフレ買ってくださいよー、姉様とお揃いか、クリテリウムでもいいですから!」
「ああそっか、夏の嫁入りだったから春は初めてなんだもんなあ・・・・・・」
ま、カタクリもいいですけど、私にはやっぱりアレがね。 そのための余市ですからねっ!」
「アペリティフですでに悪酔いですけど。」
「ちょーっとちまいますが。」
て・・・・・あ、あら??」
足りないわ足りないわ! こんなんじゃルミに負けちゃうわ! 情緒担当の面目にかけても、パンパカパンにできないうちは帰れないわー!!!」
~ 満開の桜花にはまだ遠い余市の春。 そして焦りに駆られたさやかの行動は、悲劇を生む。 待て次号! ~
by denzia
| 2013-05-17 00:15