豊平に用が。
「うう~むうむうむ、今日は札幌へゆかねばならんのだが、この渋滞はどうしたもんかなあ、ヤル気がうせるぞなもし。」
「あーら、それじゃウチが連れてったげよか? 渋滞知らずでスーイスイ、 とってもエコで健康的、
しかも極めて甘美。 理想の交通機関だっちゃねー。」
「ううっ、その最後んトコがとても不健康そうな・・・・・あのねラムさん、今日のご用事はちょっとそのあのゴニョゴニョゴニョ・・・・・・・」
「迷惑?」
「こらーっオマエがいっちゃん先に使うんぢゃないーっ!!」
「・・・迷惑?!」 パリッ!
「だから電圧をMAXにして言うなーっ! そりゃ恫喝だっつーの!
わーったわーりましたよろしくお願いしますラム様! さやかの疲れが癒えてないもんで多少お手柔らかに・・・・・」
「うひゃー、やっぱ奴さんでなくてよかったよかった・・・・・・」
「人間失格のクセに人並みの休みを取ろうってのがそもそもの間違いのモトだっちゃね。
ま、ウチにまかせておけば味気ない札樽の往復も薔薇色の逢瀬に変えてあげるっちゃよん!」
「えーっとですねえ、どうにもイバラの道ですけんども。 どうして40kmで行けるトコを60kmオーバーなんスか?
しかもこの風は、これは逢瀬じゃなくて試練なんじゃござんせんか?」
「えーいもう、そんな小さいコトをグダグダと! 試練があればこそ燃える恋というものがあるっちゃよ! はい踏んだ踏んだ!!」
「ね? どう見てもこれが札幌の画スか? 豊平に向かう画スか??」
「気持ちのいい風景でよかったっちゃねー。」
「そしてこのまるっきし無防備で逃げ場のないトコでの強烈な向かい風は? 平地なのに朝里峠上ってるようなんスけども!」
「方角的には南だっちゃねー。 南風さんはよっぽど近づけたくないんじゃないのけ?」
「・・・・・死んぢまいますがな。」
「水が切れたときにはけっこ笑えなかったっちゃねー。 札幌市内なのに・・・・・」
*****************************************************
「・・・・・、で、もう自宅? 肝心の目的地の画は??」
「えー、なんかワリと撮れないんだよねー。 やっぱ電話じゃアカンわ、写真機じゃないと撮った気がしないもん。」
「えー? それじゃまた先送りー? ってコトは、またウチに丸投げけ? んもー、そんくらいちゃんと自分でやるっちゃー!!」
「まあまあそう言わずに。 こういうのはラムさんが仕切ってこそ丸く収まるってものなんですから。」
「・・・・・ん、もおー! めんどくさいっちゃねー・・・・・・・・」
「あーら、それじゃウチが連れてったげよか? 渋滞知らずでスーイスイ、 とってもエコで健康的、
しかも極めて甘美。 理想の交通機関だっちゃねー。」
「ううっ、その最後んトコがとても不健康そうな・・・・・あのねラムさん、今日のご用事はちょっとそのあのゴニョゴニョゴニョ・・・・・・・」
「迷惑?」
「こらーっオマエがいっちゃん先に使うんぢゃないーっ!!」
「・・・迷惑?!」 パリッ!
「だから電圧をMAXにして言うなーっ! そりゃ恫喝だっつーの!
わーったわーりましたよろしくお願いしますラム様! さやかの疲れが癒えてないもんで多少お手柔らかに・・・・・」
「人間失格のクセに人並みの休みを取ろうってのがそもそもの間違いのモトだっちゃね。
ま、ウチにまかせておけば味気ない札樽の往復も薔薇色の逢瀬に変えてあげるっちゃよん!」
しかもこの風は、これは逢瀬じゃなくて試練なんじゃござんせんか?」
「えーいもう、そんな小さいコトをグダグダと! 試練があればこそ燃える恋というものがあるっちゃよ! はい踏んだ踏んだ!!」
「気持ちのいい風景でよかったっちゃねー。」
「方角的には南だっちゃねー。 南風さんはよっぽど近づけたくないんじゃないのけ?」
「水が切れたときにはけっこ笑えなかったっちゃねー。 札幌市内なのに・・・・・」
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「えー、なんかワリと撮れないんだよねー。 やっぱ電話じゃアカンわ、写真機じゃないと撮った気がしないもん。」
「えー? それじゃまた先送りー? ってコトは、またウチに丸投げけ? んもー、そんくらいちゃんと自分でやるっちゃー!!」
「まあまあそう言わずに。 こういうのはラムさんが仕切ってこそ丸く収まるってものなんですから。」
「・・・・・ん、もおー! めんどくさいっちゃねー・・・・・・・・」
by denzia
| 2013-08-16 22:51